ベトナム縫製工場の副資材倉庫:ボタン・糸の色違い供給を防ぐ棚とコンテナ

縫製工場の副資材倉庫で色違いの供給をなくすには、ボタン、糸、ファスナーの各品番を、ふた付きでラベルカードを差したプラスチックコンテナ1つずつに分けて保管し、200–500 kg/段の中量棚に顧客別・PO別で配置し、ラインに出す前に裁断指示ごとにセットとして払い出します。PRIMEAGは倉庫の寸法に合わせて棚と台車を製作します。

ラインは裁断パーツを受け取り、あとはボタン待ち。倉庫担当者が段ボール箱を3つ開けてようやく正しい色を見つけたものの、タグには別のPOが書かれていた――ベトナムの縫製工場でよくある場面です。こうしたミスが作業者の不注意によることはまれで、大半は副資材の品番に決まった置き場所がないことが原因です。

要点
  • 1品番、1コンテナ、1ラベル。
  • 顧客・POごとにラベルの色で棚をゾーン分けし、旧POの端数品は別エリアへ。
  • 副資材は裁断指示ごとにセットにまとめ、台車でラインへ届けます。
  • 倉庫を止めて全数を数える代わりに、FIFOと循環棚卸を行います。
寸法610×420×390 mmの青色工業用プラスチックコンテナPSB026
ゴムテープロールやハンガー用のPSB026。
寸法510×340×170 mmのオレンジ色工業用プラスチックコンテナPB4
ファスナー、ラベル、下げ札用のPB4。
白いフレームで各段に緑のマットを敷き、脚にキャスターを付けた中量棚の列
マット敷き・キャスター付きの中量棚。

副資材倉庫で誤供給が起きやすい理由

  • よく似た品番が多い:色味が微妙に違うボタン、同系色で色番の違う糸、顧客ごとに異なるラベル。
  • 品物がポリ袋や仕入先の段ボールに入ったままで、タグの文字が小さい。
  • 棚にロケーションが割り当てられておらず、後のロットが古いロットの上に積まれる。
  • ラインが待っている最中に数えて仕分けるので、取り違えやすい。

棚とコンテナ:各品番に決まった置き場所を

段間を低く分けた中量棚

副資材は軽いものの品番が多いため、耐荷重より段数が必要です。段間はコンテナの高さに合わせます。ゴムテープロールやハンガーは下段、ボタンやラベルは目の高さに置きます。棚の幅と段数の選び方は部品倉庫向け中量棚250 kgの選び方で解説しています。

副資材のグループ別に、ふた付きの密閉型コンテナ

バージンPP製工業用プラスチックコンテナの密閉型(穴なし)なら小物がこぼれず、ふたを付ければほこりを防ぎ、段積みもできます。外寸は製品ページによるもので、公差は±3%です。

副資材グループ推奨サイズ外寸 L×W×H (mm)備考
ボタン、ハトメ、小さなフックPB2455 × 270 × 1201色1コンテナ、サイズを混ぜない
ファスナー、織ネーム、下げ札PB4510 × 340 × 170POごとの束のまま保管
糸(コーン)PSB017610 × 420 × 250コーンを立てて並べ、色番ラベルを外側に
ゴムテープロール、ハンガーPSB026610 × 420 × 390かさばる品は下段に

差し込み式ラベルカード、仕切り板、ロゴ印刷は受注加工で、納期はご注文時に確認します。

顧客・POごとのラベルと色分け

ラベルカードには副資材品番、色、顧客、PO、入庫日を記入します。顧客ごとにラベルの色を変えれば、通路の端からゾーンが分かります。タグはA4ラベルシールと多色印刷用紙で印刷します。ラベルシールは65面または40面、A4用紙は5色あり、顧客の色に合わせたピッキング票に使えます。

裁断指示ごとの副資材ピッキングエリア

裁断指示が出たら、倉庫は束ごとにボタン、ラベル、下げ札、糸を揃え、袋に指示番号を記入します。ラインは揃ったセットを受け取るだけで、数え直す必要はありません。

ピッキング台:リーンパイプ(樹脂被覆鋼管)Φ28作業台は天板800 × 600 mm、耐荷重150 kgで、上部の2段棚(20 kg/段)にピッキング中の品番のコンテナを置けます。電源付き仕様では0.6 mのLEDライト2本を追加します。

ラインへの供給:リーンパイプ(樹脂被覆鋼管)製多段台車は1500 × 600 × 1600 mm、3段、100 kg/段で、1段に1指示分を載せます。入庫する段ボール箱は折りたたみハンドル付き樹脂製平台車500×700(積載200 kg)で運びます。

Φ28パイプの作業台と台車はボルト締めジョイントで組み立て、寸法に合わせて製作します。標準品は5–7営業日、フレームは3年保証です。ライン上に仕掛品が滞留する問題は別のテーマで、縫製工程間の滞留をご覧ください。

FIFO、旧POの端数品、循環棚卸

  • FIFO:新しいロットは後ろ側または上段から補充し、前側から取り出します。入庫日はカードに記入します。
  • 旧POの端数品:別エリアにまとめて色の違うラベルを付け、再利用・返品・廃棄について顧客に確認を依頼します。
  • 循環棚卸:スケジュールに沿って毎日いくつかのロケーションを数えます。出庫の多い品番ほど頻度を上げます。

まず何から始めるか

  1. 顧客を1社選び、品番数と品番ごとの平均在庫量を書き出します。
  2. 倉庫を採寸します:棚列の長さ、通路幅、天井高。
  3. これらの数値をPRIMEAGに送っていただければ、コンテナサイズと段数を選定し、30分以内にお見積りします。

縫製工場が輸出加工企業(EPE)の場合、20,000,000ドン以上のご注文でVAT 0%のインボイスを発行し、PRIMEAGが現地輸出入の税関申告を無料で代行します。

よくある質問

  • 縫製副資材はふた付きコンテナとオープントレイのどちらで保管すべきですか? — 保管用の倉庫ではふた付きの密閉型コンテナを使います。ほこりを防ぎ、段積みもできます。オープントレイはピッキング台向きです。
  • プラスチックコンテナに顧客名やロゴを印刷できますか? — できます。受注加工品で、最小10個から、ロゴの浮き彫り成形は500個からです。納期はご注文時に確認します。
  • 循環棚卸と全数棚卸はどう違いますか? — 循環棚卸はロケーションのグループを順番に数えるため、出庫を止める必要がありません。差異が早く見つかり、その場で修正できます。
PRIMEAG Co., Ltd. – Room 10, Mezzanine, Dai Thanh Binh Building, 911-913-915-917 Nguyen Trai, Cho Lon Ward, Ho Chi Minh City, Vietnam
Email: info@primeag.vn · 電話/Zalo: +84 906 108 292
執筆:PRIMEAG 技術チーム

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更新日:2026年10月27日