メタルマスク(ステンシル)保管ラックは、1枚ずつ専用スロットに垂直に立て、枠の縁だけで支え、メッシュが何にも触れないようにし、スロットにPCB機種ごとの番号を付けるのが基本です。PRIMEAGは、実測いただいた枠寸法に合わせて、Φ28リーンパイプ(樹脂被覆鋼管)またはアルミフレームでスロット式ラックと台車を製作します。台車は1段あたり100 kgに対応します。
DEKやMPMの印刷機の横では、外したばかりのメタルマスクを壁に立てかけたり、作業台に積み重ねたりしがちです。数週間もすると、マスクに傷がつき、枠がねじれ、別機種のマスクを誤って装着することもあります。
- マスクを積み重ねない、壁に斜めに立てかけない。
- 1スロットに1枚、スロット番号は指示票のマスク番号と一致させます。
- 保管前にはんだペーストをきれいに拭き取ります。
- EPA内のラックは、作業台や台車と同様に接地が必要です。



メタルマスクを壁に立てかけず、専用ラックが必要な理由
- 水平に積み重ねる:上の枠が下のマスクに乗り、枠の縁やはんだペーストの残りがメッシュ面を傷つけます。
- 壁に斜めに立てかける:重さが一つの角に集中し、長期間で枠がねじれます。
- 定位置がない:よく似たマスクを取り違えやすくなります。
- 拭かずに保管する:乾いたはんだペーストが開口部をふさぎ、次の印刷ではんだ量が不足します。
- EPA内のラックが接地されていない:塗装ラックや、アース線のないアルマイトアルミのラックは、ライン横の絶縁された導体になります。
印刷機横のスロット式ラック
マスクを垂直に立て、枠の下辺をクッション付きの受けバーに載せ、両側のガイドバーでスロットを作ります。スロット幅とラックの奥行きは工場で使っている枠に合わせます。図面作成の前に、実際のメタルマスク枠(幅、高さ、厚さ)を測ってPRIMEAGにお送りください。
ラックのフレームはΦ28リーンパイプ(樹脂被覆鋼管)と金属ジョイントで組み立てます。EPA内ではESDパイプと金属ジョイントを使い、フレームを共通接地点に接続します。対地抵抗は1×10⁹ Ω未満が必要です。機種別スロット式マスクラックのご依頼はこちらから。
機種ごとにマスクを供給するスロット式台車
マスク保管庫がラインから離れている場合は、台車で次のロットのマスクを印刷機まで運びます。樹脂被覆鋼管の多段台車は1段あたり100 kgに対応し、ESD天板と導電キャスターを取り付けられます。クリーンエリアではESD棚板付きアルミフレーム台車を選びます。アルマイトアルミは絶縁性の酸化皮膜があるため、専用の接地線が必要です。
| 状況 | 推奨構成 |
|---|---|
| マスクが少ない、1ライン | 印刷機横にスロット式ラック、スロット番号ラベル |
| 多機種、複数ライン | 機種グループ別のスロット式保管ラック、マスク入出庫台帳 |
| マスク保管庫がラインから遠い | スロット式台車を追加 |
スロットに入れる前にマスクを拭く
SMT印刷機用クリーニングロールには、目の細かい紙とメッシュタイプがあります。機種別のロール幅の選び方はDEK・MPM・Yamaha用SMTメタルマスククリーニングロールをご覧ください。フィーダーについてはSMTフィーダー用スロット式ラック・台車をご覧ください。
何から始めるか
- ラインごと、稼働中の機種ごとにメタルマスクの枚数を数えます。
- 使用中の枠の種類ごとに寸法を測ります。
- ラックの設置予定場所を撮影します。
- データを図面・レイアウト依頼ページからお送りください。
標準モデルのラック・台車は5–7営業日で製作します。個別図面によるスロット式ラックは新規設計扱いとなり、10–15営業日です。フレーム保証は3年、キャスターとESD天板は12か月です。マスク保管中のラックや台車が接地できているか確認したい場合、ホーチミン市、ビンズオン、ドンナイの工場は工場での無料ESD抵抗測定(月~土)を申し込めます。技術者がTR1800測定器と5 lb電極を持参し、他社から購入した資材も測定します。発注の義務はありません。3–5営業日後に、各測定点の写真付きPDF報告書を参考資料としてお届けします。
輸出加工企業(EPE)の工場の場合、2000万ドン以上のご注文はVAT 0%のインボイスを発行し、PRIMEAGが現地輸出入申告書も無料で手配します。
よくある質問
スロット式ラック1台に何枚のメタルマスクを収納できますか? 枠の厚さとラックの長さによります。マスクの枚数と実測した枠寸法をお送りいただければ、PRIMEAGがスロット数と段数を算出します。
メタルマスクラックはESD材料で作る必要がありますか? EPA内に設置する場合は、ESDパイプと金属ジョイントを使い、他の作業台や台車と同様に接地することをおすすめします。EPA外の倉庫のラックなら通常のパイプでも構いません。
枠サイズの違うマスクに変更した場合、既存のラックは使えますか? 通常は使えます。ラックはボルト締めジョイントで組み立てているため、新しい枠に合わせて仕切りバーを移動または追加するだけで済み、全体を作り直す必要はありません。
更新:2026/11/01 — PRIMEAG 技術チーム
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執筆:PRIMEAG 技術チーム
更新日:2026年11月1日
